とくに大学で「これやりたい」っていう将来の方向がありませんでした。だから、とにかくひとりぐらしが第一希望。そうなると両親とも反対とまでいわなくても、ひとりむすめのあたしを外にだしちゃうことは、やっぱりさびしかったみたいです。
受験勉強でじぶんのへやにこもってて、たまに出てくると、リビングで両親がそんな話をしてるのが聞こえてきて、ちょっと親不孝しちゃうな、っておもったりしてました。
でも、ひとりぐらしではじまる生活がたのしみで、小学生ルックで一日じゅういられる!勉強のあいまにはそんなことばっかり考えてました。
入試のときには「合格した自分の姿を思い浮かべて頑張れ」って担任の先生からもいわれてました。だからあたしは、ふだん段ボールにしまいこんである女児パンツをはいて試験会場にむかってました(笑)。会場がとおくてホテルに前泊したときは、着替えにもっていって、ホテルの部屋の温度をあげて、下着姿ですごしていました。
真夜中にふっと目がさめたとき、一瞬だけ下着姿のままで廊下にでて、すぐに部屋のなかに飛びもどりました。。あたしの露出は、もうこんなときからはじまっていたんです(笑)。(じつはもっと以前から・・・それはまたあらためて書きます)
入試の当日の朝は、ホテルでも自宅でも、スカートをめくりあげて、ちょっときつくなった、女児パンツまるだしのじぶんの姿を姿見でじーっとながめて「・・・エッチ」と気合いをいれて(笑)、試験会場にむかってました。
試験中も、ひととおり解き終わって見直しもして、これ以上は考えすぎでかえってよくないってとこまですませたら、あとの残り時間は合格後のひとりぐらしの小学生ルックの生活をおもいうかべてました。試験監督さんの「終了五分前です」っていう言葉まで、ほんとに、ぼーっと(笑)
そうしてあたしの受験生活はおわりました。あとは、ちょっとどきどきしながら合格発表をまっていたんですけど、すくなくとも全滅不合格での浪人はないよね、って、さいごの試験がおわった翌週には新生活の準備(妄想)をはじめていました。